スタジオでドラムセットを選ぶ際、好きなメーカー・材質を重視した方が良い理由
現在世界には60種類以上のドラム機材メーカーがあります。
そのメーカーの中でも材質が十数種類ほどあり、機材メーカーは良く見る大手のメーカーであればどれも高品質です。
- YAMAHA(ヤマハ)
- TAMA(タマ)
- Pearl(パール)
- SAKAE(サカエ)
- kitano(キタノ)
- CANOPUS(カノープス)
- SONOR(ソナー)
- DW(ドラム・ワークショップ)
- Premier(プレミア)
- Ludwig(ラディック)
- Gretsch(グレッチ)
YAMAHA・TAMA・Pearl等、日本のメーカーのドラムセットは良く見ますよね。
海外のドラムセットで言えばSONORやDWも見る機会は多いと思います。
かといって、沢山のメーカーの特徴や材質の音の違いなど、初心者ドラマーが把握するのは困難…
それでは初心者が(スタジオでドラムセット)を選ぶ基準をどうすればよいのか。
ここにフォーカスして、スタジオでのドラムセット選びを解説していきたいと思います。
まずは好きなドラマーの機材を知ろう!
好きなドラマーという事は、好きなドラムの音だということです。
1番良いのは好きなドラマーの機材を使う!
という事は、あなたが好きなドラマーのドラムセットを知れば、自ずとスタジオでドラムセットを選ぶ基準になるという事です。
実際に僕の好きなドラマーは神保彰さんです。
なのでドラムセットを選ぶ時は、YAMAHAを選択します。

「以前ドラムを指導してもらった時に、音の違いと手数に圧倒されました。好きなドラマーには、憧れますよね!」
有名な方は、ドラム機材メーカーと契約をしている方が多数です。
自分の好きなドラマーの機材を研究してみると、ドラムセット選びの基準になってくると思います。
ドラムマガジンは、いろんなドラマーの方々や練習方法が載っているので必ず
スタジオでのドラムセット選び
好きなアーティストの機材メーカーはわかりましたか?
より具体的にドラムセットを選ぶ基準が知りたい方の為に、もう少し掘り下げて挙げていきたいと思います。
シェルの素材
ドラムシェルには大きく分けて、木製(ウッド系)と金属製(メタル系)があります。
ウッド系
木製のスネアは、木の種類や産地でサウンドが違います。プレイするスタイル、ジャンルに合わせて選んでいきましょう。
メイプル(カエデの木):定番の素材で明るい音色です。締まった音で低音、中音「は豊かです。音の感じとしてはダンダン、タンタンという感じで、幅広いジャンルに対応可能な音感です。
バーチ(カバの木):メイプルよりも少し暗い音感です。繊細だが重くて存在感のある音が特徴です。ドンドン、トントンといった感じです。ロック・ドラマーなどが良く使用しています。
ビーチ(ブナの木):中低音の響きが特徴的です。サスティーン(倍音)はやや低めです。
経年していく事で、より鳴りや音色が良くなります。音はドゥンドゥン、トゥントゥンという感じです。粒立ちがはっきりしたインパクトのある音色が特徴です。
オーク(ナラの木):低音の響きが特徴的。音量があり響きが広がります。バーチに似ていますが、より乾いた音でドンドン、トントンという感じです。
メタル系
ウッド系よりも楽に音量を得ることが出来ます。音量を上げたい方には助かりますよね。しかしウッド系よりも機械的な音で、自然なサウンドはありません。素材の音を知りたいときは(日本円硬貨をコンクリートの地面に転がして聞いてみると良いです。)説明していきます。
スチール:100円玉と同じ材質である。とてもパワフルな音で真っ直ぐに鳴るのが特徴です。様々なジャンルに対応していて、癖がないので初心者にはおすすめ。
ブラス:5円玉と同じ材質である。サスティーン(倍音)が豊かで明るく伸びるサウンドが特徴です。叩くと音が膨らみ良く鳴る。バンドとの音の混ざりを求めるならオススメ。
カッパー:10円玉と同じ素材である。ブラスよりも芯があり、音の輪郭がしっかりとしている。サウンドの中で埋もれたくないという人にはオススメ!
アルミ:1円玉と同じ素材である。軽くて持ち運びが楽。高音に独特な存在感があります。鳴り過ぎず、耳に優しい。スティールよりも柔らかく、サウンドがおとなしい。
オールジャンルで使用可能!
ここまで代表的なシェルの素材を説明してきました。
少し違いが分かったでしょうか?木材や金属の組み合わせ・サイズの違いなどで、スタジオでのドラムセット選びをしても良いかもしれません。
結論
・好きなドラマーの機材を使う!
・好きな音を見つて、スタジオでのドラムセット選び・ドラムセットでのスタジオ選びを行う!
これがベストだと思います!
好きなドラマーを参考に、徐々に自分のスタイルを見つけていきましょう。
よりドラムセットを詳しく知りたい方は、ドラムマガジンやドラムセットを説明している動画をyoutubeで見まくるのも有りだと思います。
好きな音を見つけながら、スタジオでのドラムセット選び・ドラムセットでのスタジオ選びに役立ててください。
ドラムセットのサイズについては、別の記事で触れていきたいと思います。
それではCHAO!
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やす@ドラ865
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